国際協力NGO「ピースウィンズ・ジャパン」


ピースウィンズ・ジャパンは、日本発の国際的NGO組織です。紛争や災害で苦しんでいる人に対する支援を1996年から、国内外で活動しています。

団体について

ピースウィンズ・ジャパンは、特に災害や紛争、貧困などの被害を受けている人・地域に対しての支援活動を中心に行っているNGOです。日本で設立されたNGO団体ですが、その規模は大きく、世界各地で活動している組織のようです。

衣食住を中心とした物資支援や生活環境の改善などを中心に行っており、地雷や紛争など危険な地域への支援も積極的に展開しています。

代表紹介

大西氏は、上智大学を卒業後、イギリスに渡りイースト・アングリア大学、ブラッドフォード大学を卒業し、ピースウィンズ・ジャパンを立ち上げました。また、ジャパン・プラットフォーム設立に関わった他、厚生労働省国際参与、厚生労働省保険医療2035推進参与に就任するなど、様々な活動を行っています。

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具体的な活動内容

ピースウィンズ・ジャパンは、紛争や災害などをはじめとする人道危機に対して、3つの支援段階による活動を展開しています。
「緊急支援」では、災害直後や紛争中の地域など支援が届きにくい場所に対して、スピーディかつ大規模な支援を行います。簡易住居の提供や食糧の配布、環境改善など、いのちを守るための取り組みを展開します。
「復旧・復興支援」では、紛争や災害によって破壊されてしまった学校・病院などの施設や、トイレ、給水施設の建設・修復を行います。また、その土地の住民が自分たちで生計手段を確立できるようサポートし、その地域に根差した経済活動を支援するなど、再び安定した暮らしが再開できるように活動しています。

その地域での生活が再建され、貧困から脱却するまでの長期的な支援を展開しています。地域の人々が作ったものを公正価格での買い取るなどにより、暮らしの安定化を目指します。

1996年に設立されたピースウィンズ・ジャパンは、その年の2月にはイラクでの支援活動を開始し、モンゴル、インドネシアと活動を広げ現在では26の国・地域での活動実績となっているようです。イラクではクルド人自治区に対する支援活動から2003年のイラク戦争、2014年のシリア内戦と、現在も継続的な支援が行われています。
また、国内では2004年の新潟中越地震をはじめ2011年東日本大震災、2016年熊本地震など、大災害に対する支援を展開しています。他にも2010年には広島で災害に備える活動や2015年には佐賀で開発支援として伝統工芸の支援活動など、救助支援だけでなく地域活性化を目指した取り組みも見られます。

今回紹介したピースウィンズ・ジャパンはNGO団体として度々メディアにも取り上げられる注目度の高い組織です。現在は国内で犬の殺処分0を目指した活動も展開するなど、活動の幅を広げています。災害や紛争地域に対する救助のみでなく、様々な切り口から「平和」を追求していく姿勢が感じられます。